ひと昔前というのは
会社の情報をたくさん知っているとか
社内の権力者のグループの一員だとか
役員から目を掛けられているとか
そんなことが 上司の付加価値でしたから
こんなことも知らないのか
よくそれでやっているね とか
君は誰の支援も受けられないから
出世は諦めた方がいいね とか
昨日も役員と一緒に 深夜まで銀座を飲み歩いたよ
やっぱり 役員も人の子だね
僕なんかにいろいろ相談するんだよ 君はどうだい とかさ
どうでもいいことを言っては
自慢し 馬鹿にし 虐めて喜ぶわけです
私は こんな上司の姿を見ましてね
人に寄り掛かって生きてゆくなんざぁ
やなこったと思っていましたから
ひとつ 自分の中で対応策を用意していたんです
それは
ここまでは 言ってもいいですけど
ここを超えてゴタゴタ抜かすと
許さんぞというボーダーラインを設けることだったんです
例えば 会議の席で
会社で新しく決まった事項を わざと隠しておいて
発表させ 恥をかかすなんて陰気なことを仕掛けてきましたらね
こういうときは
なぜ 事前にその話をして下さらないのですか
もし 忘れておられたのなら あなたの怠慢です
この場で 本件について聞いておられた方は手を挙げて下さい
酒の席でしゃべったからといって それで話をしたなんて
思わないで下さい 本権については議事録に記録し役員会に報告して下さい
これくらいは しないとアホとは戦えませんからね