振り返ってみて
なんであんなことをやっちまったんだろう
なんであのとき止めなかったんだろう
いまの自分だったら絶対にやらないのに
なんでなんやろうって思うこと
誰にもあると思うんです
こんな風に思うということは
誰かの口車に乗せられて
踊ってしまった自分がどこかにいるわけで
冷静な自分に戻ったいま
思わず頭を抱え込んでしまうほど
悔しい思いに苛まされているわけですね
でも
不思議ですわな
ウッカリ人の口車に乗せられ
踊ったときの自分って
何か変だなって思う自分が居ても
それを打ち消すような自分が居て
都合の良いように物事を捻じ曲げているんですね
私は貴方のような信頼のおける方と
仕事ができることを本当にうれしく思っています
書面で契約を取り交わすなんて後回しにして
とにかく前向きに仕事を進めてまいりましょう
なんて言われて
何か違和感を持った自分に対して
この人は信頼できる人なんだから
言われるように契約書なんてものは後回しにして
ドンドン進めようじゃないか
なんて思う自分がいるんですね
そんな話というのは
しばらくしてお金の話になった途端
牙を剥き出しにした相手から
痛い目に遭わされたりするわけです
これは
自分を自分で騙す構造とでもいいますか
なかなか抜け出すことのできない
ご都合主義の呪縛なんですね
人に騙されないように
人を見る眼を養いなさいって
良く言われますが
本当に大切なことは
人との付き合いの中で違和感を感じたとき
必死に自分を騙そうとする自分と
強い怒りを持って戦うことなんですね