子供の頃から魚と戯れるのが好きで
学校から帰ったら毎日のように
裏の川で魚取りをしていたんです
私の田舎では
ハヤ、ドンコ、フナ、コイ
こんな魚がウヨウヨしていましたから
竿で釣るのはもちろん
網ですくったり
手掴みで魚を取ったりして
楽しんでいたんですよ
そう言えば
いまでも思い出したように
お袋が笑いながら言うんです
あんたは、川に手を突っ込んで
ゴソゴソとしたと思ったら
両手に魚を捕まえて高く掲げたのよ
あれには本当に驚いたわ ってね
考えてみますと
私って野生児だったんでしょうな
いやね
そんな田舎育ちの私が
東京や大阪といった大都会で
働くようになったとき
何となく感じてたのは
都会というのは
水の少なくなった夏場の川みたいだなぁ〜
だったんですね
自分が魚だったら
こんな狭いところにこんなに魚が多かったら
息をするのもシンドイやな
人間関係がギスギスするのも仕方ないか
てなことを思いましたし
釣り人の立場だったら
夏場の川は入れ食い状態だろうから
ビジネスを立ち上げるときは都会に限るな
なんて思ってみたりしたわけです
良く言うじゃないですか
いま、ネットが普及したので
どこで起業しても同じだってね
でもね
心のどこかで
違うなって思っているわけです
だって
都会ってあの夏枯れした川のイメージが
いまだにありますからね