VAIO事業の売却という
ソニーの突然の発表には驚かされました
VAIOが市場に登場したときからずっと身近にあった
ノートPCですから 少し寂しい気がしますが
このような結論に至ったのは
VAIOの開発から生産 販売に至るまでのプロセスを
ソニーという大きな企業が担うには コストが掛かり過ぎて
採算が合わなくなったということでしょうかね
せめて
ThinkPadのように VAIOそのものは残って欲しいものです
ところで
話は変わりますが
競争力の低下という事実を突き詰めてゆきますと
過去に打ち出した経営戦略の致命的な判断ミスに行き着くと
相場は決まっているものです
その失敗の後始末として
目先の生き残り策との引き換えに
安易なリストラ策を採用しまうようでは
企業の将来は心許ないものですね
やはり
経営戦略を構築するときは可能な限り選択肢を用意し
現実性が高くてかつ最も有利にものごとが運べるような事項に
経営資源を集中するべきだと思うわけで
一見 奇策や大胆な方法論に見えるかもしれないことが
案外 長い目で見れば有効だということもあると思うわけです
そうして考えてみますと
ソニーの件は素人が考えると無謀だとも思える策ですが
ソニーの将来にとってはいま最も必要な策なのかもしれませんね
いずれにしても 少しでもビジネスに携わる立場なら
我々が実際に経営判断を担うことがあるかどうかは別にしても
戦略的な発想力を身に付けておくということは
変化の早いビジネス環境にあって大切なことだと思うわけです
さらに
どんな些細な判断においても
広く選択肢を思い浮かべ
その中から妥当な選択肢を選択するという判断力を
日頃から磨くトレーニングを心掛けなければなりますまいな