会社というのは
調子のいい時もあれば
成長が止まって苦労するような時もあるものです
しかし
経営者というのは
目先しか見ていないとでも言いますか
自分の辛さを分かってくれない社員達を
安易に傷付けてしまったりするわけです
象徴的な言葉が
「嫌なら辞めてもいいんだよ」ですね
会社が調子のいい時ですと
社員達は、自分は優秀だと思っていますから
「嫌なら辞めてもいいんだよ」
なんて言っている経営者の言葉を聞くと
「そうだそうだ使えない奴はいらない」
なんて賛同しましてね
冷遇される人が出たり
辞めて行く人が出たたりするわけですが
そのことに、あまり興味を示さないんですね
それより
大部分の人の待遇はとても良くって
仕事も面白いと感じているわけです
ところが
会社の業績が一転し、悪くなりますと
状況は一気に変わってきます
経営者は
「力を合わせて、この危機を乗り越えよう」
なんて言いましてね
社員の気持ちを鼓舞しようとするわけですが
経営者が、むかし言っていた
「嫌なら辞めてもいいんだよ」という言葉を
社員全員が思い出しているわけです
優秀な人ほど
「成果が出なくなったら言われるに違いない」と
逃げ腰になってしまいましてね
行き先がいくらでもあるうちに転職しちゃえと
思ってしまうわけです
結果的に
「嫌なら辞めてもいいんだよ」と言ったことが
優秀な人から辞めさせることになるわけです
経営者というのは
孤独な商売ですからね
会社の状況のいかんに関わらず
負の言葉は吐いてはならんのですわ