2017年2月17日金曜日

怒りの前

若い頃は
若気の至りでしょうけど
瞬間湯沸かし器のような怒り方をしておりました

何か意にそぐわないことがありますと
感情のコントロールが出来なくなりましてね
ついつい怒鳴ってしまっていたんです

それも
腹の底からなんで
言われた相手は大変ですよね

いつも
後で、しまったって思って
頭を抱えて後悔をしておったわけですが

ビジネスの最前線で
チャランポランなことをされると
やはり許せないという感情が先に立ちましてね
許せなかったわけです

・・・でもね

少し歳を食ってからというもの
怒りに火が付く前に
少し時間を置くことが出来るようにはなったんです

それは・・・

怒りに至る前に
瞬間的に別の感情が湧き上がっていて
そのことをちゃんと受け止めれば
ある程度、怒りを抑えることが出来ることに
気が付いたからなんです

例えば

人の世話になっていながら
お礼ひとつ言わずに失礼な態度をとる奴とか

自分が失敗して迷惑を掛けたにも関わらず
その場をつくろうだけの「すみません」を
連呼するような奴とかに対しては

「この野郎、いい加減にしやがれ!」という
怒りの感情に火が付くわけですが

実は
怒りの感情の前に

「どうしてこんなことをするんだろう
 ショックだよなぁ〜」とか

「あんたもプロだろうに
 どうしてこんな態度をするんだろう
 信頼していたのに、本当にがっかりだ」という

パッと閃く感情が、別にあるんですね

この感情をしっかりと受け止めて
その感情を相手に伝えるようにすると
怒りの導火線に火を点けなくて済むわけです

「あなたに、そんな態度をされたら
 ショックです!」とか

「信頼していたのに、そんなことを言うなんて
 本当にがっかりです!」とかね

こんな風に相手に伝えますとね
大体の方は「しまった!」って思ってもらえますから
そこから、相手との関係修復に入れるわけです

でも
中には、こちらの思いやりのひと言に
気が付かないポンコツ野郎もいるんですよね

その時は
思う存分、怒鳴り散らしてやりましょうや

・・・そう思いません?