仕事というのは
新人の頃は何も分からなくって
言われるがままに仕事をするのがやっとですよね
少し慣れてくると
「これは君にしか頼めない」なんて言われて
人から頼まれる仕事が増えてくるわけです
さらに進んで
チームで仕事をするのが楽しくなってくると
熱に浮かされたように仕事に没頭し
同僚と過ごすことが多くなりましてね
家族や友人との関係が薄くなってくるんですね
でも、それに比例するように
徐々に社内外から評価されるようになりましてね
上司や顧客の期待を裏切りたくないという意識が
強くなってくるんですね
そうしますと
「こうあるべき」とか
「こうやるべき」という具合に
自分で決めた到達点が徐々に高くなってきましてね
時間を掛けて丁寧に仕事をするようになるんですね
ちょうどこの頃からではないでしょうか
自分に部下が出来て
仕事をチームでこなすようになるわけです
ところが
良かれと思った自分なりのやり方で仕事をしても
その結果がイマイチという時期が続くんですね
そうなりますと
スキルもろくにないくせに
偉そうなことを言う部下に
仕事が任せられなくなってしまいましてね
全てを自分の手でやろうとしちゃうんですね
そうしますと
ますます忙しくなり
長時間労働が続くことになるわけです
そして
あるとき
体も心も疲れきってしまい
同時にチームも疲弊してしまって
全ての仕事が暗礁に乗り上げるという
崩壊の時がやってくるんですね
・・・いやね
賢い人はどうか分かりませんが
我々のような一般人というのは
こんな感じで
我武者羅に長時間労働を続けましてね
心身共に蝕まれ
家族や友人の関係が蝕まれ
会社の同僚や上司との関係が蝕まれるという
行き着くところまで行かないと
仕事の本質みたいなものが見えて来ないんですね
でも、そこまで行っちゃうと
引き返すことが難しくなっていますから
その後の人生の立て直しが大変なことになるんですね
もちろん
わたしもそうでした
仕事に乗りに乗っているタイミングで
癌になってしまいましたからね
そんなどん底の状況から這い出すのに
どんなに足掻き苦しんだことか・・・
いまにして思いますとね
何をやるにも
仕方ない、仕方ないって
自分に言い聞かせてやってましたもんね
やっぱり
長時間労働という蟻地獄には
はじめから落ち込んではならんのですわ
もし
あなたが仕事をしていて
「仕方ない」って思うことが多いようでしたらね
もしかしたら
蟻地獄の淵に立っているのかもしれませんよ
一度立ち止まって仕事をしている自分を
見直してみた方がいいかもしれません
ちなみに
長時間労働という蟻地獄から抜け出すために
わたしが使ったキーワードというのが
「ボトルネックの改善」だったんですが
この話はまた別の機会に・・・