2017年3月19日日曜日

差別化

最近の新卒の就職って売り手市場だそうですね
バブルの頃もそうだったように聞いていますが

優秀な人材を確保するために
企業は学生に対して媚びているんでしょうかね
優秀でないと烙印を押された一般人にとっては
縁のない話なわけですが・・・

いやね

私なんかは
バブル期の印象より
その後の「失われた20年」と言われた
不景気の方が印象に残っていましてね

経営危機に陥った企業が
ドライに社員をリストラすることに
世間は非難するどころか賛同していた現実を
目の当たりにしていましたもんで

売り手市場の就活だからと
浮かれているとガツンとやられるぞ
なんて要らぬ心配をしたりするわけです

そうそう
この失われた20年の間に

就職するということは
会社に滅私奉公することだという常識が

就職したら
個人のスキルを高めて差別化を図るという常識に
変わってしまったんですよね

ここで云うところのスキルとは

仕事の専門性であり
ITのスキルであり
英語だったと思います

「経理の知識レベルを上げるために
 簿記の1級に挑戦します」とか

「プレゼンを格好良くやるために
 パワーポイントの勉強をします」とか

「海外とビジネスをするために
 英語の勉強を始めます」なんてことを

みんな考えていたわけです

ところがですね
ここ10年というもの
世界に誇る高度な情報インフラが整い
誰もがスマホを持って歩くようになったお陰で

個人の差別化を図る筈の3つのスキルの常識が
変わってしまったんですね

仕事の専門性については
細かい専門知識は仕事をしながら覚えるもので
優先すべきは、業務の全体像を理解することだと
言われるようになりましたし

ITのスキルについては
SNSなんてものがここまで普及しますと
ITツールが使えるのは当たり前になっていましてね
それ以上に、人とのコミュニケーション能力の方が
重視されるようになっているんですね

英語なんてものは
スマホを使って翻訳するなんてことが
当たり前のようになってきていますから
英語が喋れること以上に

経営的な視点で
もの事を捉えることが出来ることの方が
大切だと言われるようになったと思うんですね

正に
差別化のパラダイムシフトですわな

この変化は、強烈ですよね・・・

でも、資格、資格と言っている人達は

まだこの変化に気が付いていないかもしれませんね