私のサラリーマンの頃は
どの会社も新規ビジネスに挑戦しようと
社員にハッパをかけていましたが
中間管理職の方々は
失敗することを極端に嫌ってまして
新規事業の企画書なんかが手元に来ると
「過去の事例はないのか」とか
「他社では同じようなことをしてないのか」とか
「知識も経験もないから判断ができない」とかね
人の説明をちゃんと聞こうともせずに
リスクの高いことをどうにかして止めさせようと
必死に言い訳を考えて悲痛な顔をしていたんですね
でもね
どんなに上司が反対しようと
淡々とことを勧めて実績を積み上げるというのが
私流でしたから、上司は大変だったわけですがね
改めて
ここで申し上げておきましょう
あの時は、ご迷惑をお掛けしまして
本当に申し訳ありませんでした
心より反省しております
・・・んなわけねぇ〜だろう
お前のように変化に鈍感なやつは
これからのAIに取って代わられるがいいさ
なんて思っちゃっていますけどね
いやね
思うんです
これから本格化する人工知能の世界で
自分らしく仕事をしたいと思うのなら
頭の鍛え方を工夫する必要があるとね
我々一般人の受けてきた教育というのは
ちゃんと答えの用意された問いに対して
いかに早く正解に辿り着けるかで優秀かどうかが
評価されるという標準化がなされていましたよね
ところが
この、すでに解答の存在する世界というのは
コンピュータの得意とする環境ですから
今後、徐々に我々の生活を支援するであろう
人工知能に取って替わられる世界なんですね
ですから
もし、人間が張り合えるとしたら
それは
目の前で起こったり
見たり聞いたりした事例や知識の
その本当の意味や意義について
「なぜなんだろう」という問いを繰り返し
掘り下げて分析を試みことであり
さらに
分析結果と自分のやろうとしている仕事とが
どのように「つながるのか」を五感で感じ
応用できるかどうかを考えることだと思うんですね
この分野は、しばらくの間
人工知能が苦手とするに違いないと思うからです
我々一般人は
「なぜか」と「つながり」の部分で
人工知能と戦う準備をしなければならんわけです
これを
ひと言で言うなら
「類推力を高める」となりますでしょうか
いろんなことに好奇心を持ち
見て聞いて触って、嗅いで味わってみて
「なるほどな」って思う経験を
たくさんすることが、人工知能の世界で
生き残る道だということなんでしょうね