以前
こんな方からご相談を受けたことがあります
その方は社労士の方でして
とにかく人脈を広げようと
商工会議所の主催する異業種交流会や勉強会に
仕事を調整しながら積極的に参加されていたんです
毎月、名刺を凄い勢いで集めておられまして
集めた名刺は、業種や職種で仕分けし
五十音順に綺麗にファイリングして
さらにFacebookやTwitterの友達申請は欠かさず
誰かが投稿すれば、すかさず「いいね!」を押し
さらに気の利いたコメントもされていたそうです
Facebookの友だちは1000人を超え
その管理だけでも大変だと自慢されていました
ところが
SNSでは親しく付き合える人達にも関わらず
なぜか一向に仕事につながらないと
悩んでおられたわけです
確かに
新規のクライアントは増えておられるんですが
全てが、これまでの顧客からの紹介であり
一生懸命参加してきた
異業種交流会や勉強会、SNSで広がった人脈は
いまに至っては苦痛でこそあれ
決して有効なものになっていないというわけです
これは
「人脈を広げる」という手段の先にあった目的が
「仕事の幅を広げる」だった筈なんですが
いつの間にか
名刺交換やSNSで交流することによって
多くの人と知り合うことに
目的が変わってしまっていたんですね
・・・良くあるパターンですよね
目的と手段とが曖昧になってしまい
とにかく頑張っていること
そのことが達成感になっているというわけです
これは
目的を達成するための「手段」が
気がついたら「目的化」してしまっていた
という典型的なパターンなわけです
完璧主義の真面目な努力家ほど
陥りやすいと言われています
こんな状況を修正するには
ちょっとした発想の転換が必要なんですね
それは
ひとつの小さなジョブで
常に100点を目指さことを止めましてね
とりあえず70点を合格の目安として
それがクリアできたら
サッサと次のステージに進むことにするという
発想の切り替えなんです
そして
もし、修正点が見付かったら
そこまで戻って直せばいいと考えるんです
そう考えましたね・・・
異業種交流会や勉強会も空いた時間に
見聞を広げる目的で出席できますし
SNSもスルーする投稿記事があっても
気にならなくわけです
こんな風に余裕を持って
改めて出会った人達を見直してみますとね
仕事を通して馬の合いそうな方というのが
見えてくるもんなんですね
「目的と手段が曖昧になる」って
良くあることですから
一度、自分の行動を見直してみるって
大切なことだと思うわけです