2016年8月29日月曜日

数字

ここ数日
急に涼しくなりました

1週間前の最高気温は37度でしたが
ここ数日は30度前後ですからね
7度も気温が下がったんで涼しいわけです

そんなことを考えていて
フト思ったんですが・・・

この涼しさを表現する数字って
「気温が7度下がった」が適切なのか

それとも
「気温が2割近く下がった」なのかってね

私の感覚からすると
7度という「絶対数」の表現の方が
涼しさを感じるんですが、いかがでしょう?

いやね
我々が眼にする情報には
いろんな数字があるわけですが

その数字というのは何かを表現する目的で
「絶対数」を用いたり
「相対数」を用いたりして
どうにかして数字にインパクトを
持たせようとしているんだと思うんですね

昔の話なんですが
台湾のパソコンメーカーにお伺いした際
製品の初期不良が多かったもんで
聞いてみたんです

「初期不良の対策はどうされているんですか」

そうしましたら
こんな回答をもらったんです

「不良率は5%程度ですので
 生産計画時に台数も5%増やしているんです
 初期不良は代替えで対応するようにしています」

そう言われれば
「そんなもんかなぁ」なんて思ったんですが

でもね
1ロットの生産台数が10万台とのことでしたから
5%の初期不良というと5,000台にもなり
考えてみますと、大変なロスなんですね

それを
堂々と言い放ってしまうということは
品質に対する意識が低いということですからね
このメーカーの製品を扱うのは止めておこうって
思ったことを覚えています

いやね
やはり、我々は数字と向き合う時は
数字のマジックに騙されちゃダメでしてね

「絶対数」と「相対数」の二つの視点を持って
数字の重みを理解するように心掛けなきゃ
アカンって思うんですね

特に
相対数と向き合うときは
「分母の母数はいくらか」
「その相対数を他の数字と比べてみてどうか」
「時系列で並べてみるとその変化はどうか」の
三点を抑えるように心掛けるべきだと思うんですね

こんな風に
数字を意識して見るようにしますとね
適当に数字を言い放つ人に対して
こんな奴、許せないっていう気持ちが
湧き上がるようになるんですね


・・・素敵なことでしょう!