ここ数日
急に涼しくなりました
1週間前の最高気温は37度でしたが
ここ数日は30度前後ですからね
7度も気温が下がったんで涼しいわけです
そんなことを考えていて
フト思ったんですが・・・
この涼しさを表現する数字って
「気温が7度下がった」が適切なのか
それとも
「気温が2割近く下がった」なのかってね
私の感覚からすると
7度という「絶対数」の表現の方が
涼しさを感じるんですが、いかがでしょう?
いやね
我々が眼にする情報には
いろんな数字があるわけですが
その数字というのは何かを表現する目的で
「絶対数」を用いたり
「相対数」を用いたりして
どうにかして数字にインパクトを
持たせようとしているんだと思うんですね
昔の話なんですが
台湾のパソコンメーカーにお伺いした際
製品の初期不良が多かったもんで
聞いてみたんです
「初期不良の対策はどうされているんですか」
そうしましたら
こんな回答をもらったんです
「不良率は5%程度ですので
生産計画時に台数も5%増やしているんです
初期不良は代替えで対応するようにしています」
そう言われれば
「そんなもんかなぁ」なんて思ったんですが
でもね
1ロットの生産台数が10万台とのことでしたから
5%の初期不良というと5,000台にもなり
考えてみますと、大変なロスなんですね
それを
堂々と言い放ってしまうということは
品質に対する意識が低いということですからね
このメーカーの製品を扱うのは止めておこうって
思ったことを覚えています
いやね
やはり、我々は数字と向き合う時は
数字のマジックに騙されちゃダメでしてね
「絶対数」と「相対数」の二つの視点を持って
数字の重みを理解するように心掛けなきゃ
アカンって思うんですね
特に
相対数と向き合うときは
「分母の母数はいくらか」
「その相対数を他の数字と比べてみてどうか」
「時系列で並べてみるとその変化はどうか」の
三点を抑えるように心掛けるべきだと思うんですね
こんな風に
数字を意識して見るようにしますとね
適当に数字を言い放つ人に対して
こんな奴、許せないっていう気持ちが
湧き上がるようになるんですね
・・・素敵なことでしょう!