この炎天下の下
塾でも行くんでしょうかね
近所の高校生が
自転車の前のカゴに重たそうな荷物を入れて
立ち漕ぎをして走り去る姿をよく見るんです
その後ろ姿を見ていましたら
ふと、自分が高校生だった頃
「なぜ勉強をしなきゃいけないのか」って
どう考えていたんだろうと思ったんです
やはり、ひとつは
「受験勉強してそれなりの学校に行けば
将来の選択肢が増えるから」でしょうね
当時は学校の授業より受験勉強の方が大切だ
なんて本気で思っていましたもんね
そうそう
親達はこんなことも言っていましたね
「学校の勉強は、若い時にしか出来ないんだ」
確かに
あまり面白くもない
知識の羅列された教科書や参考書と
長時間、平気で向き合ってもいられるのは
若い頃だけかもしれませんわな
学校の先生はこんなことも言っていました
「いま勉強しておけば、いずれ役に立つぞ」
この言葉は
社会人になって複数の新聞を読むようになり
なるほどなと思った教えのひとつでしてね
自分の言葉に言い換えて
子供達にもよく話をしていますした
「世の中の嘘と誠を自分の五感で感じらるように
なるには、いまの勉強が大切なんだぞ」ってね
何れにしても
いま勉強するのは
将来のためなんだという
漠然とした未来に対して
辛い現実を受け入れなさいという
残酷なものばかりだったような気がします
言われた当人は
「え〜!」という反応ですわな
ジジイになったいまは
怠け心が全身を支配していますから
ついつい怠惰な生活を仕勝ちなんですが
それを戒めるためにも
いまの自分で出来る範囲で
勉強をするって決めておりましてな
勉強をする理由を
若い頃とちょっと視点を変えて
こんな風にふたつあると
自分に言い聞かせているんです
「世の中の複雑な現象を理解するには
こうじゃないのかなぁという仮説と
なるほどこうなっているのかという検証とを
セットでやらなきゃいけないわけで
その時の思考のアルゴリズムは
いろんな勉強を通して学ぶことが可能なんだ」
「勉強を続けていれば
1ヶ月前の自分といまの自分を比較した時
成長している自分を感じることが可能で
生きる励みになるんだ」
若い頃、勉強が大嫌いだった
頭の悪いジジイではあるんですが
いまは
ボケない程度に楽しく勉強する日々を
送っておりましてね
それなりに充実しておるわけです