2016年10月10日月曜日

真逆

財布の中の小銭を数えながら
改めて気付いたことがあるんです

それは
1円が12枚だと、12円だというのは
パッと閃くんですが

1円が12枚、5円が3枚、10円が17枚
50円が1枚、100円が8枚となると
ポンコツ頭を必死に使って
計算することになるんですね

そうなんです
我々の生活って
答えがパッと閃くものと
必死で頭を使わないと答えに至らないものとの
ふた通りあるんだけれど

当人は
その違いを意識することなく
出てきた答えを元に判断を下しているんですね

いやね
思ったんですが

我々の日常生活の大半って
パッと閃いた答えを元に
さほど検証することもなく判断していません?

昼は蕎麦にしようって簡単に決めるのは
テレビで観たCMの影響かもしれませんけど
パッと閃きますもんね

その後
ザルにするか
天ぷらそばにするか
鴨南蛮にするかで悩むのは別の楽しみですからね

これが
昼食の話なら
食べた蕎麦が不味くても
大した問題ではないんですが

こと
仕事での判断ミスとなると
笑って過ごせるものではありませんわな

もともと
パッと閃く答えというのは
過去に経験したことのある記憶によることが多く
言うならクイズの答えみたいなもんなんですね

ですから
下した判断というのは
狭い視野での話ということなわけです

確かに
仕事においては
もの事の判断を下すのに
パッと閃いた答えだけで判断を下すような
アホなことはしませんでしょうから

いろんな情報を集めて
判断の材料にするわけですが

今度は
そこには要らぬモノが加わるんですね

いまやらなきゃチャンスを逃してしまうぞ
といった不安や焦りの気持ちだったり

あの人がやってみたらって言っているから
といった行き過ぎた信頼や義務感だったり

ここでやると決めたら皆んなが注目してくれる
といった見栄や下らんプライドだったりと

冷静に考える妨げとなる
要らぬ感情が思考の邪魔をしましてね
頭を抱える結果になることが多いわけです

反省のベテランの私としましては
このミスジャッジを少しでも減らす方法として
こんなことをするようにしてきたんですよ

何らかの判断を
下さなければいけない状況になったときは

ひとまず
その判断を逆にしてみるんですね

やるって決めているけど
もし、やらなかったどうなるんだろうか?

この仕様で十分だって言っているけど
もし、この仕様で十分対応出来なかったら?

先方から、この金額でやってくれと言われたけど
もし、我々が金額を提示し直したらどうなる?

そして
真逆の結論を並べましてね
すぐに結論を出すんじゃなく
しばらく冷却期間を置くんですね

そうしますと
過去の記憶による思考の偏りを防げますし
自分の感情や欲に巻き込まれることから逃れ
冷静な頭で意思決定を引き出せるわけです

簡単なことですが
結構、効果があるんですよ