2016年10月25日火曜日

個性

ビジネスにおいて
人の心を動かすには
情報が論理的であることも去ることながら
理路整然とした無駄のない話し方が
必要なことは誰もが納得するところですね

ところが
それだけでは
「この人の言うことは信頼できる」
なんていうことにはならないのも確かなんです

この間に潜むギャップを埋めてくれるもの

それが
よく言われる「個性」という奴だと思うんですね

では
それは何か?

多分・・・

一緒に話をしていると
「心地良いと感じる」こと
これだと思うんですね

個性と言いますと
自分がいかに凄い奴かをアピールするとか
自分がどんなにオモロイ奴かを知ってもらうとか
自分が苦労人で人の痛みが分かるって言うとか

とにかく
オレがオレがと、前に前にと出ることだと
思ってしまうんですね

芸能界だと
鬱陶しいくらい出しゃ張らないと
世間に覚えてもらえないでしょうから
それくらいじゃないといけないのかもしれませんが

ビジネスの世界では
それはちょっと違うと思うんですね

ビジネスにおける個性というのは
「自分の発信した情報に宿る」と思うんです

情報を受け取った相手の方が
心地良い情報と感じるか
そうでないかの違いが個性というわけです

例えば
美味しいラーメンを勧めるシーンですと

〇〇のラーメンって
メチャメチャ美味しいんですわ
ぜひ食べてみて下さい
私が自信を持ってお勧めします

とやられると
相手の方は、お前さんが好きなだけで
私には関係ないって思っちゃうわけです

ところが

これを
〇〇のラーメンをご存知ですか?
あれね、ダシに「飛魚(あご)」を使ってましてね
ガツーンとインパクトのある醤油味のスープなんです
それに、麺も細めのストレートなんですよ
一度でいいですから、食べてみて下さい
美味いですよ・・・

とやられますとね
そうか、一度食べてみようかなって
思いますでしょう?

この違いは何か?

それは
情報を発信する際に
相手と共有出来る内容を
意識しているかどうかの違いなんですよね

ビジネスシーンにおいては
相手の方に納得してもらうと思ったら
相手と「共感」できる情報を探すことから
始めなきゃいけないということなんですね

これを
相手と「差異」のある情報を前面に出して
俺の方が賢いんだから言うことを聞け
なんてやっちゃうと

ビジネスにはならんということです