母はかなりの歳なもんで
「今日は何月・何日・何曜日?」って
確認することから始まる毎日なんですが
まぁ
それはそれで
ひとつのコミュニケーションですからね
カレンダーに丸を描きながら
「今日はデイサービスの日やね」なんて
やっているわけです・・・
いやね
こんな会話をしながら
ひとつ気が付いたことがあるんです
それは
人の記憶って
覚えるという行為と
思い出すという行為のふたつで
成り立っているじゃないですか
ふたつの行為のうちで
特に、思い出す行為って
気力・体力が、結構必要だと思うんですね
ですから
歳を取りますとね
いろんなことを思い出そうと頑張っていると
途中で面倒臭くなることが多くって
その結果として
自分では記憶力が落ちたって
思っちゃっているんだと思うんですね
・・・いやね
記憶力の低下というのは
案外、記憶の仕方に問題があって
何かを思い出そうとしたとき
必要以上に気力・体力を使ってしまって
途中で嫌になって止めてしまうことじゃないか
そんな風に思うんですね
良く
年寄りが言うじゃないですか
「最近のことは覚えられないけど
昔のことは良く覚えている」ってね
案外
ここに記憶力を高めるヒントが
あるのかもしれないって思うんですね
・・・で!
思い付いた記憶術が
「思い出づくり」なんですね
我々の記憶って
楽しいとか、悲しいとか、悔しいとか
感情の伴った情報を優先して覚えていて
思い出すのも楽ですよね
ですから
何か覚えておきたいことがありましたらね
それを擬似的な体験を通して
記憶するようにすれば良いということなわけです
例えば
今日は宝くじを買って帰ろうと決めましたらね
宝くじ売り場に立って
「スクラッチを10枚下さい」って言っている
自分の姿をイメージしましてね
さらに
ぞの場で削ったら
いきなり10,000円の当たりが出た
なんて具合に頭に焼き付けるわけですね
あるいは
良く部屋の鍵を
どこに置いたか分からなくなるんでしたら
鍵を置くとき
鍵が見付からなくって大騒ぎしている姿を
イメージしましてね
「なんだ!ここに置いていたのか」って
鍵を見付けて喜んでいる自分の姿を描きながら
鍵を置くようにするわけです
ちょっと手間暇かかりますけど
ちゃんと記憶に残ると思うんですよね
ひとつひとつの行為を
「思い出づくり」と思う余裕こそが
記憶力を高めるコツだというわけですね