2016年11月14日月曜日

出世する上司

出世する上司って
必ずと言っていいほど
次のツボを押さえてますよね

まず、こんな発言をします

「あなたの言っている意味が分かりません
 日本語で言ってもらえますか?」なんてね

反抗的な部下や自分より優秀な部下に対して
揚げ足を取ったりして、意地悪をすることで
自分のコントロール下に置こうとするんですね

それから、こんなことも良く言います

「彼のような反抗的な部下は
 チームワークを乱すんです
 私の手には負えませんわ」なんてね

役員や社長なんかに訴えて同情してもらおうと
姑息な手を使うんですわな

この手の発言の厄介なのは
部下を貶す発言そのものが
自分には管理者としての能力が足りないことを
言っているんだと気付いていないことなんです

ですから
嘘を交えたりして話を面白おかしくしましてね
どんどんエスカレートするんですね

「先日なんかは、黙ってお客さんと飲みに行って
 終電まで飲んだみたいで、先方は二日酔いで
 翌日は全く使いモノにならなかったと
 上司からクレームがあったんですよ」

こんな風に、脚色しちゃうわけです

ここまで来ますとね
自分が嘘を言っているのか、そうでないのか
もう全く分からなくなっちゃってましてね
部下はいい迷惑ですよね

もうひとつ
出世する上司には特徴的なことがあります

「今回の案件は、うまくことが運びましたが
 先方の取締役とは懇意にさせておりますので
 それが、功を奏したように思います」なんてね

自分のやっていることは全て正しいと考えていますから
それが事実なのか、それともフィクションなのか
そんなこと、どうでも良いって思っている節がありまして
自分は優秀だということを前面に押し出すんですね

そして
ビックリですなんけど・・・

この自惚れが、モチベーションを高めまして
普通の人では出来ないような大きな仕事に挑戦し
驚くような結果を出したりするんですな

こんなんですから
大きなミスが発生したときは
自分は正しかったんだけど
ダメな部下がミスをしてしまったんだと
公言して憚らないんですね

こんな上司を見て
役員や社長というのは
正確に管理職としての能力を見ぬけませんから
「実力がある」とか「統率力がある」とかね
ちょっと誤解したりするわけです

そして
残念なことに
目出度く昇格したりするわけです

このことは
会社という組織は、嘘を嘘で塗り固めた組織である
とも言えるということなんです

こんなんですからね
豊洲のような事件が起こっても
誰もが、やっぱり何かあるよなって思ってますし

どんなに不正が暴かれたとしても
頭にくるような落とし所に向かって全てが進むって
誰もが、予想しているんですね

やはり

組織ってね
欲の塊である人が集まって
何かをしようとするんですからね
仕方ないっちゃないんです

これからさらにグローバル化が進み
海外から人や文化がドドッと入ってくる日本には
何事も綺麗ごとでは済まされないって受け入れる勇気と
嘘で塗り固まれた組織に飲み込まれない強い意志とが

大切なんだろうなって思うわけです