2016年5月17日火曜日

権限と権威

小さな会社が成長してゆく過程で
急に部下が増えてしまったリーダーの
ほぼ全員が失敗してしまうこと

それは・・・

仕事を部下に任せるようになり
自分の時間ができて
何となく偉くなった気分になるんですね

すると・・・

部下達が忙しそうに仕事をしているのに
付き合いだからとゴルフに出掛けたり

交際費は出来るだけ押さえるように
なんて言っておきながら
自分は会社の金で夜な夜な豪遊したり

時間は大切だから他人の時間を使う時は
失礼のないようにしなければならない
なんて言っておきながら
二日酔いの朝は必ず遅刻してくるし
約束の時間には遅れたりするわけです

確かに
効率良く組織で仕事をするには
権限の委譲をしなければ組織は機能しません

何でもかんでも上司にお伺いを立てていたんじゃ
部下達も面白くないでしょうし
とにかく人が育ちませんわな

権限委譲は組織にとって
大切な決め事のひとつなわけです

ところが
部下に仕事を任せた上司の言動が
言っていることと
やっていることとが違っていたとしたら

権限を委譲されたとは言え
部下達はガッカリするわけです
権威が地に落ちるとはこのことなんですよね

一旦権威が落ちてしまうと
部下達は上司を軽く見るようになり
上司を見習って仕事の手を抜くように
なってしまうわけです

・・・恐ろしい話です

よく言われるじゃないですか
権限を委譲しても
権威を委譲してはいけないってね

・・・本当なんですね

このことは
上司と部下の関係だけじゃなく
経営者と社員の関係でも言えると思うんです

いろんな経営者とお話をしてきた中で

「うちの社員は仕事をしない」とか
「うちの社員はできが悪い」とかね

愚痴をこぼされる経営者って多かったんですが

多くの場合
仕事をしないのも、できが悪いのも
そう言っている経営者自身だったりするんですね



・・・思わず頭を抱え込みたくなる話なわけです