2016年12月23日金曜日

上司

組織の上司になるにあたって
上司になるためのトレーニングを
ちゃんと受けてなる人ってほとんど皆無ですよね

年功序列で順番が来てしまったり
ちょっと目立った実績が評価されたり
地方への赴任でいきなり所長になったりと

マネジメントの知識もなく
心構えもろくにできていないのに
勢いで上司になってしまうわけです

そんな状況ですと
自分のことばかりが気になりましてね
どうしても部下のことが疎かになるわけです

ですから

部下は使い捨ての駒くらいにしか思っていなくて
部下の成長なんか念頭になかったり

部下の手柄は上司の手柄
部下の失敗は部下の責任なんて
本気で思っていたり

部下の手前
自信があるように振舞わなければならないと
やたらと威張って見せたりしましてね

結果的に、パワハラ・セクハラ
中には暴力を振るちゃったりするわけです

こんな二流上司は
自分だけでなく
その部下をも二流にしてしまいますから
組織にとっては、危険な癌細胞なんですね

時間を掛けて投薬治療をするか
レーザー治療で悪い細胞の勢いを止めるか
それとも、手術で切り取ってしまうか
その判断が迫られるわけです

でも
上司というのは
本来は、どうあるべきなんでしょう?

まず
「いい仕事をして下さい」なんて
部下に丸投げ・手抜き・責任放棄のような発言は
絶対にしないと覚悟をすることでしょうね

仕事を割り振るにあたっては
明確なビジョンを掲げて
目標を明確に提示し共有しなきゃいけませんよね

「この仕事は、労働環境が酷いと言われている
 福祉業界に一石を投じるものだと信じています
 来週末のプレゼンに向けて準備を進めましょう」
なんてやられたら、誰もがやる気になりますわな

次に
部下のやっている仕事に光を与えるということです

重要な仕事であろうと
目立たないバックヤードの仕事であろうと
ちょっとした雑用であろうと

真摯に取り組んでくれて
きちんと結果を出してくれている部下に対しては
ちゃんと評価し、労いの言葉を掛けることです

床に落ちているゴミを拾って
ゴミ箱に入れている部下を見付けたら
「いい仕事は、気持ちの良い職場からっていいます
 いつも気を付けてくれてありがとう」
なんて声を掛けますとね、やる気モード全開ですよね

そして
一日元気で働けるように部下の健康に気を使い
安心して仕事が出来るように職場環境に気を使い
一日の仕事が終わったら
気持ちよく帰路に着けるように送り出すこと

こんな風な、目立たないんですけど
部下への気遣いって大切だと思うんですよね

俯き加減で歩いていて、元気のない部下には
「10億円が欲しいんだったら、落ちてなんかいないぞ
 宝くじを買って、運の神様に気に入られるように
 胸を張って元気に歩かなきゃね、私もそうしてるよ
 でも10,00円以上当たったことないけどね。ハハハ」
なんて声を掛けますとね、部下も笑顔になりますわな

二流の上司には
いまのあなたのままで十分になれます

でも
一流の上司になるには
ちょっとだけ

これまでのものの考え方を変える必要があるんですね