2017年10月20日金曜日

子供たち

近所には
お子さんが何人かいて
顔を合わせば挨拶くらいはするんですけど

不思議と
ウマの合う子と
そうでない子っているんですよね

あれって何なんでしょう?

偏屈ジジィの私が悪いんだろうなって
漠然と思ってはいるんですけど

可笑しいのは
私が苦手だなって思う子供は
犬たちも苦手みたいでしてね
会うと後ずさりするんですよね

お陰で
ウマの合わない子とは
いつまで経っても距離は縮まないんですけどね

やはり
大人の世界でも相性ってありますから
子供と大人の間にもあるのかもしれませんね

そう言えば・・・

私たちの常識では
子供の人生を決めるのは
親の育て方によるって思っていますよね

ですから
社会の常識やいろんな知識を伝え
将来、社会人としてやっていけるように
準備をするのも親の役割って考えていますもんね

親は必死ですわな
良い親になろうってね

子供は
愛情を込めて抱きしめてやると
それに応えるように優しい子どもになるとか

子供に
本を読み聞かせてやると勉強好きになるとか

子供が
どんなに酷い悪戯をしても
体罰を加えると攻撃的な性格になってしまうので
どんなに腹が立ってもグッと我慢するとかね

理想的な親になろうと頑張っちゃうわけです

でもね
思うんです

子供の将来を左右する性格や行動様式に
決定的な影響を及ぼすのは親ではないってね

確かに
親と一緒にいる時間の長い幼少の頃
どんな生活をしていたかは
子供に与える影響も大きいのかもしれません

でもね
子供って成長するにしたがって
親と接する時間がドンドン短くなるじゃないですか

家庭から解き放たれた子供たちは
集団との関わり合いの中で
社会の常識やマナー
集団における自分のポジションや
自分らしいキャラクターを身に付けてゆき
逞しくなっていくんですよね

間違いなく
子供たちにとっては
家庭から解き放たれてからの人生の方が
長いんですからね

そりゃそうですわな・・・

と言うことは
新米の親の頃思い描いている
子供って親の思い通りに育てることが
出来るんだっていう想いは
単なる妄想に過ぎないということなんですね

完璧な人間に育て上げることはもちろん
逆も出来ないということなんです

子供たちがどう育ってゆくかは
親の育て方に左右さるものではなく
子供たち自身が決めることというわけですね

ですから
親というのは
子供には愛情が必要だから愛するんじゃなくって

単に
子供を愛おしいと思うから愛するで良いんですね

子供が成長するということは
親の愛おしいと思う愛情が鬱陶しくなって
親から遠ざかって行くことだということですわ

ちょっと寂しいですがね・・・

ただ
親が、子供の人生に良い影響を与えることが
可能なことがひとつあるとすれば
それは、どこに住んで、どんな学校に通うかを
決めることなのかもしれません

そう考えると
高級住宅に住み、合格率の高い塾に通う
なんていう世間の常識も分からないではないですが

行き過ぎちゃうと
親離れするタイミングを逸した子供が出来上がり
子離れ出来ない親が子供の人生を蝕むんですよね


・・・そう思いません?