2017年10月4日水曜日

らしさ

テレビを観ていると
働き改革なるブームが起こっているのが
良く分かりますね

企業はもちろんのこと
政府も躍起になって労働時間の短縮を
主張していますもんね

昔からやっていますけど
定時退社の日を決めておいて一斉に退社するとか

これも昔から指導を受けていましたけど
有給休暇を強制的に取らせて休ませるとか

もう、ほとんどの方が
このワードを忘れちゃったかもしれませんけど
プレミアムフライデーを実行するとかね

どうも
これ以上の良いアイディアはないようで
この辺りの導入事例が取材されて
報道されることが多いように思うんですね

どう考えても
イマイチしっくりきませんよね

多分
現場は思っているんでしょうね
無理やり労働時間を減らしたところで
仕事の量が減るわけでもないし
人を増やしてもらえるわけでもない

でも
人事部や総務部から、やいのやいのと言われて
仕方なく労働時間の削減はしなきゃいけない

だったら
有給を取ったことにして
実際には出社して会議室なんかで仕事をしたり

残業時間を減らすために
自宅に仕事を持ち帰って仕事をしたり

残業時間の付かない管理職が
残業を一手に引き受けたりして結果を出すわけです

これは
昔からやっていた帳尻合わせという奴ですよね

確かに
こういうことをすれば
表面上は労働時間は見違えるほど減るでしょうし
有給休暇の消化も進むと思うんですね

人事部、総務部、経営者は
それなりの実績が上がるわけですから
ウハウハかもしれませんが・・・

現場は
それはそれは冷たい視線を
管理部、経営者に放つことになりましてね

会社と従業員との信頼関係は
最悪な状況になるわけです

これも
昔のまんまですわな

そんなことを考えながら
テレビを観ていましたら
ちょっと気が滅入ってきました

・・・思い出したんです

いろんな会社や役所に出入りしていて
ひとつ分かったことがありましてね

会社であろうが
官公庁や地方自治体であろうが
業種や職種に関係なくですね

元気のある職場とそうでない職場があって
そこには明らかな違いが見て取れる
ということなんですね

それは
「らしさ」があるかないかなんですね

「らしさ」とは・・・

元気な職場というのは
みなさん忙しく働いておられて
大変そうなんですけど
どこか働くことを楽しんでおられるんですね

そこには
会社としてのあるべき姿
組織としてのあるべき姿
チームとしてのあるべき姿
社員個人としてのあるべき姿というものがあって
それをちゃんと理解されていて

自分たちは「どうあるべきなんだ」って
分かって働いておられるんですね

だからこそ
組織は組織なりに各部署で「らしさ」があり
チームにはそれぞれの課題に合わせて
チーム「らしさ」があって
個人にもその人個人の生き様に
「らしさ」が現れているんですね


・・・そう思いません?