2017年12月16日土曜日

昔話

過去を振り返って
反省したり
懐かしんだり
苦い思いに駆られたりするとき
気を付けていることってあります?

過去を鼻歌交じりに散歩するのが好きなわたしは
映画監督になったつもりで
ついつい過去を演出しちゃうんですよね

例えば・・・

高校生のとき
裏の神社に呼び出されて
「お前、生意気なんだよ」って
襟首を掴まれて脅されたことがありましてね

周囲には40人くらいの仲間がいて
喧嘩なんかしたことないわたしは
恐怖で膝がガクガク震え
恐怖でパニックになったことがあるんです

その時のわたしは
もうパニックですからね
掴まれた腕を振りほどいて
乗ってきた自転車を持ち上げて
「やるかぁ!」って一括したんです

その姿があまりにも狂気に満ちていたんでしょうかね
みんなが慌てて逃げ出しちゃいましてね
その後ろ姿に向かって自転車を投げ付けることで
どうにか冷静さを取り戻せたんですよ
なんてドラマチックに話をするわけですが

でも・・・

実際は、周囲にいたのは20人程度の突っ張り達で
襟首を掴まれたとき反射的に両手で相手を押したら
数メートル吹っ飛んでしまいましてね

それを見たみんなが怯んじゃったんです
「やるか、この野郎!」って威嚇しましたら
後ずさりしながら逃げ出しちまったんですね

それを見たら腹が立ってきましてね
さらに威嚇するために
自分の自転車を振り回しただけなんですね

・・・事実は陳腐なもんなんです

そんな監督気分の自分を戒める意味から
特に仕事については注意していまして
やってきたことを分析するときは
3つの視点で捉えるようにしているんですね

プロセスでもの事を捉える
人の動きでもの事を捉える
システムとしてもの事を捉えるの3つなんです

プロセスでもの事を捉えるというのは
仕事に関わった人たちの意図や
偶発的な出来事は排除して考え
あたかも人工知能がオペレーションしているが如く
組織が意思決定し行動しているとして
その行動を論理的に分析することをいいます

人の動きでもの事を捉えるとは
どんな人たちがその仕事に携わり
主管となって動いたのは誰で
その人の周りには誰がいて
誰が何をして、どんな結果を積み上げていったかを
内部的な視点で分析をすることをいいます

システムとしてもの事を捉えるというのは
その仕事には、どのくらいの予算があって
そこの責任者には、どの程度の裁量が任されていて
日々の業務はどのように行われていて
組織の中の意思決定や手続きは
どのタイミングで行われるのか
といったことを分析することをいいます

この3つの視点で仕事を分析しますとね
安易な気持ちで成功体験なんか話せなくなりますから
周囲の人に迷惑を掛けなくて済むんですよね


・・・なかなかなもんでしょう!