2017年12月26日火曜日

深く考える

私たちが「考える」と言えば・・・

車で移動しているとき
いつもはスーッと流れる道路が
今日に限って混んでいたりすると

事故でもあったんだろうか
それとも年末恒例の道路工事かな
いやいや今日はユニクロが大安売りの筈だから
それで渋滞しているんじゃないかな

・・・なんて考えましてね

駅に迎えにゆくのに
このままだと遅刻しそうだ

・・・なんて考えるわけです

ここでは
道路が渋滞しているのは
事故か工事かイベントかという概念があって

さらに
道路が渋滞しているということは
すなわち遅刻してしまうという概念もあるんですね

ですから
目の前で実際に起こっている渋滞を見て
すでにインプットされている概念に当てはめて
言葉にして表現するわけですが

この一連の認識し確認する作業を
「考える」としているんですね

もう少し考えが進むと
この渋滞を避けるには
脇道に入った方がいいかなぁ

・・・なんて考えるわけです

この程度のことは年から年中やっているんですが

これが
まだ見たこともない獣と出会ったとすると
日頃やっている「考える」という行為では
対応できなくなるんですね

目の前の獣は
犬か猫か、それともイノシシか・・・

いろいろ当てはめてみるわけですが
どれにも該当せず愕然とするわけです

ここからが
日頃の「考える」とは違う
「深く考える」という行為になるんですね

まず
獣をいろんな角度から観察するわけです
頭が3つあるとか
6本足だとか
尻尾3本があるとか
口から時々火を吐くとかね

それをやったら次に
勇気を振り絞って近付きましてね
顔を近づけたときの反応を確認してみたり
そっと触って手触りを確かめてみたり
匂いを嗅いでみたりした上で
図鑑なんかを開いて探してみるわけです

こういった試行錯誤を繰り返すことで
既存の知識と照らして共通点を探しつつ
獣の正体を明らかにしようとするわけです

なぁ〜んだ
ヤマタノオロチだったんだなんてね

この行為こそが
「深く考える」ということであり
新しいことを発見したり
改善したりするときやることなんですね

実は
日頃、私たちは
「考える」ことはしてても
「深く考える」ことをやっていないんですね

スマホなんかをチョチョチョイって触って
それで分かったつもりになって
満足しちゃっているわけです

これって
頭の退化じゃないでしょうかね

・・・ヤバイやね