ブラックとして
公開されている企業の数って
いまでも、少しずつ増えているようですけど
思いますよね
仕事がキツくって酷い雇用環境なら
なぜ、そこで働き続けるんだろうってね
従業員の方のインタビューなんかで
聞きますもんね
毎日のように
個人的に非難され罵倒されても黙々と働き続け
我慢して働き続けた挙句の果てに
体調が悪くなったり
病気や怪我で入院したりしているってね
さらに進んで
過労死なんてことになってはじめて
世間的に知られたりするわけですが・・・
そんな話を聞きますと
「酷い会社なら、サッサと辞めればいいのに」
なんて第三者は簡単に思っちゃうわけですが
でも
本人には
そんなに簡単に
割り切れない何かがあるんでしょうね
それって何なんだろうって思いません?
そこで
いろいろ考えてみたんです
・・・で
ひとつ思い当たる節がありました
それは
十数年前のわたしのことなんですが
ハードな仕事が続くなかで体調を壊し
精密検査をしましたら癌が見付かっちゃいましてね
急遽、手元にある仕事を全部部下たちに任せて
いきなり入院、手術ということになったんです
そのときの自分は
もの凄い強迫観念にかられたんですね
「仕事をしない自分って何の価値もないんだ」ってね
この追い込まれた気持ちは
いざ手術という段になりましたら
手術の恐怖の方が勝っちゃって
しばらく忘れていたんですが
手術後
少し体が動くようになったら
すぐに、強迫観念が復活しましてね
見っともない話なんですが
ベットにPCを持ち込みまして
ネットで部下たちに指示を出すようにしたんですね
いまにして思えば
そんなことをしなくても
チャンと部下たちは頑張ってくれていたのにね
指示を受ける部下たちは
さぞかし鬱陶しかっただろうなって思うんです
いやね
こんなことまでしてしまった自分って
何がそうさせたんだろうって
改めて考えてみたんです
それは
小さい頃から
知らず識らずのうちに
埋め込まれた価値観がそうさせていたんですね
「社会に対して
経済的に貢献できない人間には価値がない」
というこの価値観なんです
これは強烈ですよね
この呪縛から自分の力だけで逃れるのは
難しいのかもしれません・・・
ですから
どんなにパワハラにあっても
この会社のレールから降りてしまったら
自分の価値はなくなってしまうという恐怖感が
ジッと耐え忍ぶという形で働き続けてしまう
そんな結果になってしまうんではないでしょうか
思うんです・・・
仕事と向き合うときは
「仕事が人生の全てじゃありゃせんで
生きているだけで丸儲けなんやからさ!」ってね
どこかで
割り切っておく必要があるって思いません?