2017年12月9日土曜日

螺旋階段

そうそう
成長してゆくのって
単純な右肩上がりの階段ではなく
なぜ螺旋階段なのかという疑問が残りますよね

それは・・・

螺旋階段って上から見下ろしますとね
同じところをグルグルと回っていて
まるで試行錯誤しているように見えるんですね

でも
横から見ると
間違いなく上に向かって進んでいるんですね

これって
私たちの生活が便利になってゆく姿に
良く似ていると思いません?

例えば
メモを手渡すという行為を考えてみましょう

昔は
オフィスには必ず固定電話があって
電話が鳴るとオフィスのみんなが取っていたんですね

そして
電話をつなぐ相手が
電話中だったり、席を立っていたりすると
裏紙や所定のメモ用紙を使って
「◯◯さんが折り返し電話して下さいとのこと」
なんて書いてメモを渡していたんです

ただ
そのとき
風なんかで飛ばないように
受話器にセロテープで貼っていたりしたんですね

何度もセロテープを貼ったり剥いだりしていますと
受話器がベトベトしてきて、黒ずみましてね
見た目が汚かったりしていたんです

これを改善すべく登場したのが
ポストイットなんですね

セロテープの機能を貼り易く剥がし易い
別の目的で開発していた接着剤を転用して
直接メモ用紙を貼ったり剥がしたり出来るようにし
色や形のバリエーションを増やしていったのが
ポストイットというわけなんですね

ここでいうところの
接着剤の技術開発が一段一段上る階段であり
横から見ますと右肩上がりに上っているんですね

一方で
メモを渡すという行為そのものは
情報を伝達するということですから
When、Where、Who、What
How、Why、How muchの5W2Hを
徹底しようと、みんなでルールを決めたりして
あ〜でもない、こ〜でもないと試行錯誤を
繰り返すんですね

これって
螺旋階段を上から見たときの光景でしてね
グルグル回りながら試行錯誤している
そんなイメージなわけです

ポストイットの登場は
右肩上がりの技術開発と
グルグルと試行錯誤を繰り返しているルールとが
融合したとき、生まれた商品なんですね

その後の技術革新によって
メモを渡すという行為は
ポストイットから
電子メールになり
いまではLINEやtwitterなんかになっていますよね

情報を伝達するためのメモを渡すという目的は
いまも昔も変わっていないんですが
技術革新によって伝達方法が変わった
というわけです

そうなんです
成長ということを考えるとき
螺旋階段をイメージするとシックリくるって
このことなんですね

お分かりいただけますでしょうか?

もちろん
螺旋階段なんて概念を吹き飛ばすような
パラダイムシフトを引き起こされる方も
おられるにはおられるんでしょうけど

でも
日々の仕事って
地味なコツコツの繰り返しって思うんですよね


・・・そう思いません?