生きていれば
誰しも大きな決断を強いられるときってあるわけで
故郷を離れて大学に入学するだとか
仕事を辞めて転職するだとか
恋人と結婚をするだとかでしょうか
自分のいま居る集団から離れて
新しい何かを始めると決断するときなんですね
ところが
この群れを離れる決断には
難しいところがあるんですね
それは
群れを離れることで
自分の身に起こるであろう良いことや悪いことは
群れを離れる前の自分には
残念ながら想像することが難しいということなんです
故郷を離れたら
口煩い両親から解放されるって喜んでいたら
毎日の生活を自分で全部やらなきゃいけなくって
改めて親の有り難さを知ることになったり
転職したら
あのアホな上司と会わなくって済むから
せいせいするって思っていたら
転職先にも同じような上司がいて愕然としたり
結婚したら
大好きな恋人とズット一緒にいられて
楽しいことばかりが続くように思っていたら
付き合っていたときには気が付かなかった
ヘンテコな癖に悩まされたりと
開けてみてビックリなことが多いわけです
でも
それはそれでオモロイっちゃオモロイんですが
ただね
人生を左右するような重要な決断をして
どうせ見知らぬ新しい世界に飛び込むのなら
せめて
後日、決断を下した自分を責めるような
後悔をしたくないものですよね
いやね
人って極度の緊張を強いられたり
疲れ果てた状態でしたらね
判断力って鈍るじゃないですか
普段だったらしないような
約束をすっぽかしたり
家の鍵を無くしたり
財布を落としたりといったミスを
やっちまったりするわけです
そんなときに
何か決断を下したりしたら
良い結果にはならないだろって思いますよね
でも
それと同じ状態になってしまうのが
重要な決断を迫られているときなんですね
心はざわつき
誰に対しても疑い深くなり
不安定な状態に陥っていましてね
平常心ではないんですね
そんな
ほとんど正気を失ったような精神状態で
そのときの勢いで重要な決断をしてしまうのが
我々愛すべき小市民とも言えなくもないですが
しかし
どうせなら後悔したくありませんよね
そのためには
心を落ち着かせるために
いまいる群れの人間関係から
少し距離を取りましてね
ひとりの時間を作ることが大切なんですね
そんな簡単なことなんだ!って思われるでしょう
でも、ほとんどの方はやらないんですよ
勢いで決断しちゃうんですから・・・
わたしの場合は
車で少し遠出したり
お寺の広いお庭で静かに過ごしたり
お城の天守閣に登って下界を眺めたりして
ひとりの時間を作るようにしています
・・・いかがなもんでしょう?