2017年12月19日火曜日

ひとりの時間

生きていれば
誰しも大きな決断を強いられるときってあるわけで

故郷を離れて大学に入学するだとか
仕事を辞めて転職するだとか
恋人と結婚をするだとかでしょうか

自分のいま居る集団から離れて
新しい何かを始めると決断するときなんですね

ところが
この群れを離れる決断には
難しいところがあるんですね

それは
群れを離れることで
自分の身に起こるであろう良いことや悪いことは
群れを離れる前の自分には
残念ながら想像することが難しいということなんです

故郷を離れたら
口煩い両親から解放されるって喜んでいたら
毎日の生活を自分で全部やらなきゃいけなくって
改めて親の有り難さを知ることになったり

転職したら
あのアホな上司と会わなくって済むから
せいせいするって思っていたら
転職先にも同じような上司がいて愕然としたり

結婚したら
大好きな恋人とズット一緒にいられて
楽しいことばかりが続くように思っていたら
付き合っていたときには気が付かなかった
ヘンテコな癖に悩まされたりと

開けてみてビックリなことが多いわけです

でも
それはそれでオモロイっちゃオモロイんですが

ただね
人生を左右するような重要な決断をして
どうせ見知らぬ新しい世界に飛び込むのなら

せめて
後日、決断を下した自分を責めるような
後悔をしたくないものですよね

いやね
人って極度の緊張を強いられたり
疲れ果てた状態でしたらね
判断力って鈍るじゃないですか

普段だったらしないような
約束をすっぽかしたり
家の鍵を無くしたり
財布を落としたりといったミスを
やっちまったりするわけです

そんなときに
何か決断を下したりしたら
良い結果にはならないだろって思いますよね

でも
それと同じ状態になってしまうのが
重要な決断を迫られているときなんですね

心はざわつき
誰に対しても疑い深くなり
不安定な状態に陥っていましてね
平常心ではないんですね

そんな
ほとんど正気を失ったような精神状態で
そのときの勢いで重要な決断をしてしまうのが
我々愛すべき小市民とも言えなくもないですが

しかし
どうせなら後悔したくありませんよね

そのためには

心を落ち着かせるために
いまいる群れの人間関係から
少し距離を取りましてね

ひとりの時間を作ることが大切なんですね

そんな簡単なことなんだ!って思われるでしょう
でも、ほとんどの方はやらないんですよ
勢いで決断しちゃうんですから・・・

わたしの場合は
車で少し遠出したり
お寺の広いお庭で静かに過ごしたり
お城の天守閣に登って下界を眺めたりして
ひとりの時間を作るようにしています

・・・いかがなもんでしょう?