2017年12月18日月曜日

ダメな奴

一旦ダメの烙印を押されると
それを取り払うというのは本当に難しいですよね

「お前は学校の恥だ」とか
「お前にボーナスなんて勿体ない」とか
「お前なんか生きている意味がない」とかね

面と向かって
何度もボロクソに言われたことがあるんですよ

・・・酷いでしょう!

でもね
不思議と
言われたその時って腹が立ちませんでね
ノーガードで言われっぱなしって感じだったんです

・・・考えてみますと

確かに
喋るのが苦手でしたし
少し控えめなところがあって
他人とのコミュニケーションの頻度も少なく
何を話してもハッキリしていないところがあって
何事においても判断が遅かったですからね

「ダメな奴」と言われたら
その通りっちゃその通りだったわけです

でも
どんなにダメな奴だといっても
一方的に言われて腹が立たないのは
チョットおかしいですよね

いやね
こんな風になったのは

自分が言い返しさえしなければ
この場は丸く収まるんだから・・・という
小さい頃に身に付けた一種の処世術が
そうさせていたんですね

言うなら
「ダンゴムシ」作戦とでも言いますか

やられそうになったら
頭の中をシャットダウンして
嵐が遠ざかるまでジッと耐えて待つという奴です

でもね
抜群の効果を発揮していた
この「ダンゴムシ」作戦を止めようと
思った瞬間が来るんですね

それは
「お前みたいな奴を育てた親の顔が見たいわ」って
言われたときなんです

このときは
自分でも驚いたんですけど
堪忍袋の尾がブチって切れた音がしたんです

「黙って聞いてりゃいい気になりやがって
 言い過ぎじゃろがぁ・・・」ってなったんですね
相手の方は怖かったと思います

何なんでしょう・・・

これまで続いてきた家の血を
全否定されたってとでも思ったんでしょうかね

理由は定かではないんですが
このキレたことを機会に
面倒臭いことから逃げるのは止めて
チャンと戦うことにしようって思ったんですね

わたしの人生にとっては
結果的には、ありがたい罵倒だったんですが
でも、このとき硬く誓ったことがあるんです

それは・・・

これから
どんなに腹が立つことがあったとしても
相手のDNAを全否定するようなことだけは
言うのはよそうってね

・・・そう思いません?