2016年4月18日月曜日

予算

4月も半ばになりますと
新しい予算の達成度の感触を
ベテラン達は、ある程度読みましてね

この時点で
年間の行動計画を見直したりするわけですが

同時に
本音が漏れ聞こえるのも、この頃なんですね

どんなに拡大している市場だとしても
永遠に顧客が増え続けることなどありませんし
競合他社も参入しますからね
頭打ちって、必ずやってくるわけです

でも、そんな現実を知らない筈ないのに
昨年対比の伸び率だけで予算を描いてしまう
経営者に対して、ひと言、漏れるわけです

「ありえへん!」ってね

確かに
株式を公開しているような企業ですと
株主から右肩上がりの売上を求められますからね

市場の飽和の可能性を感じていたとしても
別の何かで埋め合わせをすると覚悟して
昨対比の延長で予算線を引かざるを得ないという
悲壮な宿命のようなものを感じますが

普通の会社では、そんな必要はありませんからね
絶対的な数値を認識した予算であるべきだと
思うんですけど・・・

ところが
「日本の人口って2億人だったっけ?」
なんて思うような、あり得ないベースの数字で
予算が組み立てられていたりするわけです

「ここの数字はどうなってるの?」
と突っ込んだりしますと

「それについては、新規事業で……」
なんて曖昧な返事が返ってくるんですね

さらに続くんです
「勘ですけど、この程度ならいけるんですよ」
・・・ってね

実は
多くの企業が、こんな感じなんですね

もう
信じられないって思うじゃないですか

でもね
多くの中小企業の経営者は
この適当に描いた数字を達成しちゃうんですな

そして、翌年も
同じように昨対比の延長で予算線を描くわけです

そんな経営者を見て、ベテラン社員の方は
「ありえへん!」って文句を言いながらも
付いていくわけです

いやね
中小企業白書を読みながら思ったんです


日本の企業って、小ぶりだけど凄いやってね