2017年1月16日月曜日

珍獣

部下には
上司として敬意を払って欲しいし
好感を持って接して欲しいと誰もが思いますよね

でも
なかなか、そうはいかないのが現実ですわな

「あの野郎は生意気だからイライラする」とか
「言うこと為すこと、ガキのままだからな」とか
「言いたいことがあったらハッキリ言え」とかね

人の心を逆なでするようなことを
平然とやるのが部下でしてね
頭にくる存在なわけです

だからと言って
このまま放っておいたのでは
部下達との距離感は縮まりませんし
もっともっと嫌われちゃうかもしれませんね

では
どうするのが良いんでしょう?

いやね
犬や猫達と一緒に暮らしていて思ったんですけど

相手に好感を持たれたいと思ったら
相手に好かれたいと思わないことなんですね

犬や猫達に
好かれたいと思って近づいてしまうと
要らぬちょっかいを出してしまいましてね

「わぁ〜可愛い」なんて言いながら近づいて
抱き上げようとすると飛んで逃げますよね

・・・これと一緒です

多分
彼らは、相手のことが好きか嫌いかは
自分たちが決めることなんでしょうね
何とも思っていない相手から何かされるのは
鬱陶しいんでしょうね

やはり
犬や猫達と仲良くなりたかったら
すぐに行動に出ちゃダメですわな

まず
距離を置きましてね
彼らの行動を観察しなきゃね

どんな仕草をすると
どんな行動に移るのか
好きなことはどんなことで
嫌なことはどんなことなのか
ここまでは許せるけど
ここからはアカンのやな

なんてことを
観察するわけです

そして
その上で、接し方を工夫するわけです

まず
自分が敵ではないことを示すために
人差し指を鼻先に持っていって
匂いを嗅いでくれるのを待つわけです

これと同じことを
部下達と接するときに、すれば良いわけです

まず
部下達の言動を観察しましてね
ひとつで良いので長所を見付けるわけです

そして
それを褒め続けるわけです

書類を取ってくれるように依頼したとき
こちら向きに渡してくれたら
「なかなか細かいところに気が付くね」と
褒めるんですね

さらに、床にクリップが落ちていて
それをサッと拾う姿を見付けたら
「仕事場を大切にする人は伸びるんだよ」と
これまた褒めるんです

そうやって褒め続けていますと
褒められて嫌に思う人はいませんから
上司のことを鬱陶しい奴とは思わなくなりますし
同時に、その長所が自然に伸びていくんですね

部下からは
上司として敬意を払ってもらえるようになりますし
好感を持って接してくれるようになり
いろんな意見も積極的に言ってくれるように
なってくるもんなんですね

そうなんです
良い上司というのは
ペットとの付き合い方も上手なんですね

だって
部下という言葉の通じない珍獣を扱うのは
犬や猫達と接する接し方と同じなんですもん


・・・多分ね!