2017年1月6日金曜日

孤独

経営に関する知識を100%持って
自信満々に会社を経営されている社長さんって
まず、おられないと思うんですよね

どこか不安に思いながらも
日々の仕事に追われながら
経営者は経営を続けなければなりませんから
日々、経営判断を迫られるわけです

そんな悩みに対して、周囲から
こんなアドバイスを受けるたりするんですね

「日頃から衆知を集めるようにしなさい」
なんてね

なるほどなって思って
役員や部下、友人や知人、お客様の声に
当初は真摯に耳を傾けるわけですが

仕事が忙しくなってくると
徐々に、自分にとって都合の悪い話には
耳を塞ぐようになっちまうんですね

そして
気が付かないうちに
判断基準が大きくブレてしまうわけです

そういえば
いま考えても不思議でしょうがないのは

もう昔の話になってしまいましたけど
スカイマークの経営判断なんかそうでしたね

同社がエアバスA380を6機購入すると発表した時
当時の総資産は900億程度だったと思ううんですが
それと同額の機材を購入しようとしていたんですね

発表を聞いた時
素人ながら思ったものです
役員会でちゃんと話し合って決めたのかな?ってね

案の定
一気に民事再生法の適用申請まで
会社は転げ落ちてしまいましたけど

やはり
この件なんかは

経営者が周囲の話を謙虚に聞くことが出来れば
引き返すという選択肢も残っていたに違いない
なんて思うわけです

スカイマークはLCCの走りでしたからね
応援する気持ちで何度か乗ったことがあるんですが
羽田の隅っこに搭乗窓口がポツンとありましてね
ベンチャー魂を感じたもんです

会社が大きくなるって本当に難しいなって思いますね

いやね
改めて思うわけです

会社というのは
外野が何と言おうと民主的な経営って
有り得ないと思うんですよね

だって
経営の判断をするときは
経営者が全ての責任を負うわけですからね
ワンマン経営であるべきだと思うんです

ただ
独断であってはならないんですね

経営者には
周囲の人の言葉に真摯に耳を傾ける勇気が必要であり
常に正しい判断を下すための判断基準というのを
自分なりに持っておかなければならないわけです

そのためには
どうするべきなんでしょう?

やはり
「正しい考え方」を身に付けるために
昔からよく言われているように
長く読み継がれている本を繰り返し読むこと
これくらいしかないんでしょうね

論語、老子、荘子、韓非子、孫子・・・

このあたりなんでしょうか

しかし
経営者は孤独ですよね
だって「正しい考え方」を身に付けるには

紀元前の人達の声に

耳を貸さなきゃいけないんですからね