2017年11月11日土曜日

質問

人に質問するとき
ちょっとした気遣いをするだけで
質問から始まる一連の思考のプロセスが
全く違ったものになってしまうということを

忙しく仕事をしていますと
ついつい忘れてしまってますよね

もともと
質問の仕方というのはふた通りあって

相手から少しでも早くリアクションが欲しいときとか
相手の方の意見を確かめたいときとか
情報のファクトチェックするときとかは

「イエス」「ノー」で簡単に答えられる
質問の仕方というのがありますね

もうひとつ
相手に考えて欲しいとか
自分では気が付かないような意見を
聞きたいと思うときとかは

自由に思考を転がしてもらえるような
「どう思う?」「どこが好き?」といった
質問の仕方をするというのがありますね

この違いを頭の隅に置いて
TPOに応じて質問の仕方を変えるというのが
リーダーの仕事っていうことになるわけですね

例えば
今日、仕事が上がったら
みんなで飲みに行こうって誘うとき

「ずっと忙しかったから
 今日はみんなで一杯やらないか?」って誘えば

「そりゃいい、行きましょう!」ってなるか
「仕事が山積みなんで今日も残業です」
って断られるか、即結論が出ますよね

これを
「仕事が終わってから飲みに行くって
 みんなはどう思う?」なんて質問すると

「オフィスでの話とは違った話が出来るので
 やった方がいいですよね」ってなるか
「仕事が終わったら、サッサと家に帰りたいです」
って言われるかもしれませんけど

「今日飲みに行こう」って
言い出すところまで行くには
かなりの紆余曲折がありそうですよね

また
部下に進行中のプロジェクトの問題点ついて
聞いてみたいとき

「プロジェクトなんだけど、何か問題ある?」
って質問しますと

部下たちは
仮に問題があったとしても
「特にありません」って言っちゃうんですよね
だって説明をするのって面倒くさいですもんね

これを
「いま進行中のプロジェクトなんだけど
 問題点を3つ挙げるとすると何がある?」
って質問しますとね

「まず、有資格者が確認すべき工程を
 無資格者が代行せざるを得ないほど
 現場の危機意識が低くなっています・・・」
なんてことを話し始めてくれるわけです

質問の仕方ひとつで
こんなに得られる情報って変わるわけですから
気を付けたいものです

しかしね
部下を持ちますと
「お前たちに聞くだけ無駄だよな!」
なんて感情が先に出ちゃって
質問の仕方を間違っちゃったりするんですよね

・・・そう思いません?