営業職に長く携わって
気が付いたことがふたつあるんですね
ひとつが
わたしは営業には向いていないということです
今更、どうしようもありませんけどね
もうひとつが
お客さんは小さなことを
見ていないようでちゃんと見ているということです
このことを
視点を換えていうなら
ビジネスには美意識が不可欠である
ということになるんでしょうか
わたしは最後まで三流の営業マンでしたが
お客さんの視点で物事を捉えるということに
関してだけはちゃんとしていたと
自負しておりまして
美意識を持って仕事と向き合うことの
大切さについては間違いないと思っているんです
では
この美意識のポイントはというと
3つあると考えています
ひとつは「心遣い」です
うわべをいくら見繕っても
真の姿というのは
その人の言動の端々に見え隠れするんですね
例えば
名刺交換をするじゃないですか
そのとき名刺を片手で受け取られたらどうでしょう?
わたしのことを軽んじているって思いますよね
やはり
名刺は両手で受け取るようにしないと
お客さんは信頼してくれませんよね
小さなことなんですが
こういった「心使い」が信頼へと繋がるわけです
ポイントのふたつ目は「礼節」です
ビジネスにおいて詰めのひと言として大切なのは
「よろしくお願いいたします」というときと
「ありがとうございました」というとき
それと「申し訳ありません」というときですよね
こういうときというのは
礼儀正しくお辞儀をしながら言えばいいのかというと
ちょっと違っていましてね
いくら礼儀正しくしても
相手の方にこちらの意図が伝わらなければ
元も子もないわけですからね
例えば
「よろしくお願いいたします」って言うとき
お辞儀をしながら言うんじゃダメなんですね
やはり
「よろしくお願いいたします」と言い切ってから
お辞儀をするようにしなきゃダメなんですね
そうなんです
礼節を重んじるということと
こちらの意図をちゃんと伝えるということは
別々に考えちゃダメなんですね
そして三つ目のポイントが
所持品への心配りです
お客様の前で書類を出したりするとき
鞄を開けるわけですが
そのとき
必ずといっていい程
鞄の中身って相手の方の目に入るんですね
もし
鞄の中がぐちゃぐちゃだったとしたら
相手の方はドン引きですわな
仕事を依頼しようなんて気持ちには
なりませんよね
やはり
鞄というのは
平素のその人の仕事との向き合い方というものが
そのまま出てしまうもんなんですね
ですから
鞄の中はいつもきちんと整理をして
スッキリとした状態で仕事をしなきゃならんのです
鞄以外にも仕事で使うものってあると思うんですね
ノートPCだとか
名刺入れだとか
手帳だとか
ボールペンだとか
いろいろありますけど
こんな所持品のひとつひとつに心配りをすることが
大切だということですね
どうでしょう?
仕事に美意識って必要だと思いません?