最近は
ダイバーシティなんて言って
育児や介護といった事情を抱えた方も
安心して働けるように環境を整え
チームで効率よく成果を出して行こう
といったことが言われているんですね
組織には
必ず不公平感というものが漂っていますから
ダイバーシティなんてキーワードを使って
意識改革を図ってゆくっていうのは
何か分かるような気がしますね
むかし
部下を何人も抱えていた頃の悩みのひとつは
部下たちが、口には出さないんですけど
心の奥底では強く感じている不公平感でしたから
ダイバーシティといった言葉を使って
不満で凝り固まった不公平感を打ち砕けるとしたら
これを使わない手はないですよね
考えてみますと
ダイバーシティというのは大きく分けて
プラスに作用する多様性と
マイナスに成りかねない多様性との
ふた通りがあるんですね
プラスに作用する多様性といえば
その人の持つ能力や経験、知見といった
直接見ることは出来ない価値というものが
多様化していることであり
マイナスに成りかねない多様性というと
性別や国籍、年齢、家族構成、生活習慣といった
目に見える属性が多様化しているということですから
プラスに作用するものは良いとして
マイナスに成りかねない多様性の理由というのは
いろんな国籍の人や年齢の人が
同じ職場で一緒に働いていたとしても
必ずしも能力や経験、知見が
多様化するというわけではないということであり
人というのは
どうしても見た目で相手の能力を
無意識のうちに判断してしまうところがあって
働く人のモチベーションを下げてしまうようなことを
してしまいがちであるということなんでしょう
この頑固で難攻不落な不公平感を打ち砕くには
どんな方法が考えられるんでしょうか?
むかし
忙しそうに働いている部下たちが
なんかの拍子にイラっとした顔をするのを
オロオロして観ていたことを思い出すわけですが
少しは解消出来るかもしれないと思って
やってみたことの中で比較的効果のあったものとして
皆んなの前で近況を報告するというのがあります
仕事についてはもちろんのこと
プライベートのことでも何か困ったことがあったら
皆んなの前で堂々と言えるようにしたんですね
「伝言メモはチャンと読んで下さい
折り返し電話が欲しいって伝言したのに
まだ電話がないって怒られました」とか
「机の上はチャンと片付けて下さい
取締役が汚いって怒っておられました」とか
「子供を保育園に行かせているんですが
お迎えが18時ですので
17時には退社しなければならないんです」とか
「母が週に1回、通院しておりますので
付き添いでお休みさせていただいています」とかね
みんなが
「そうだったんだ」と納得することを
皆んなひとりひとりが話して
皆んなでどうするかを皆んなで決めていたんですね
これ
結構、効果あったと思っているんですが
・・・いかがざんしょ?