夜中に家の前でバットの素振りをしている
野球小僧って呼んでいる
近所の男の子がいるんですが
最近、急に背が高くなりましてね
私と同じくらいになっちゃったんです
そんな彼を見ると
ついつい余計なことを言っちゃうわけです
「野球がもっと上手くなりたかったら
筋トレでパワーを付けなきゃな
背は高くなったけどヒョロヒョロだもんな
それと勉強して頭も鍛えろよ
イチローってメチャメチャ賢いだろう
アホじゃエエ選手にはなれんぞ」なんてね
いやね
実は、親御さんが彼に怒っている声が
ときどき漏れ聞こえてくるんですよね
「早くしなさいよ!」とか
「さっさと片付けなさい!」とか
「宿題やったの?勉強しなさい!」とかね
・・・もちろん
私も子供が小さい頃は言っていましたけどね
いやね
最近、改めて子供の叱り方って
難しいよなって思っているんです
だいたい
大人がイライラしてひと言いうときって
抽象的な指示が多いんですね
多分
このことが子供を混乱させ
その姿を見てさらに大人はイライラする
そんな気がするんですよね
ですから
こういう風に言い直さなきゃいけないんですね
「早くしなさい」って言いたいときは
「あと30分で終わらせなさい」って言った方が
子供には行動を起こしやすいんですね
「さっさと片付けなさい」って言いたいときは
「机の上を片付けて食事の準備を手伝いなさい」
って言った方が分かりやすいですね
それと
勉強嫌いを生み出す究極の言葉
「宿題やったの?勉強しなさい!」は
「宿題のやり方が分からなかったら聞いて頂戴
私の硬い頭で分かる範囲で教えるからさ」
って言うともしかすると勉強を始めるかもしれませんね
何れにしても
子供を叱るときは
具体的に行動に移れる指示を出すことが
大切なんじゃないかって思うんですね
いまの私ならそうするんですが
相手となる子供達は
みんな社会人になっちまいましたから
今更なんですけどね・・・
何か文句が言いたいときは
具体的な指示を出すように心掛ける
このことは
もしかしたら大人に対しても
同じことが言えるかもしれませんね
・・・そう思いません?