2012年11月23日金曜日

鳥の眼


この歳になると
何をやっても向上するということが難しくなります

マジックのまねごとをやってみても
全然うまくなりませんし

文章を書く練習をいくらやってみても
いつまで経っても自分流で紳士になれませんし

料理の本を横に置いて料理しても
出来上がったものは 別のものになってしまいます

これってね
もともと頭が悪いのに 歳を取ったもんだから
さらに拍車が掛ったわけではなくってね

いや ちょっとは それもあるかもしれませんがね

本質的には
自分のどこかに この歳で上手くいかないって
何となく格好悪いと思っている自分がいて

昔のオレなら こんなこと簡単にやれたんだけどな
この歳じゃ 目も良く見えないし
感どころも鈍くなっちまった

何て思っていましてね
失敗する自分を人に見せようとしないんですね

こういう風になっちまったら
何事も上達しないんですな~

間違おうとも
人から文句を言われようとも
人から怒鳴られようとも

平気な顔をして学習してゆく若い奴らには叶わないわけです

ただね
歳を取った偏屈親父が
若い奴らと張り合える唯一の方法がありましてな

それが
空高く飛んでいる鳥が見下ろすように
自分自身を見下ろす眼を持つことだと思っております

なぁ~に
若い奴らには 真似の出来ない渋い方法ですわ

ざまぁ~みろって奴です