この歳になると
何をやっても向上するということが難しくなります
マジックのまねごとをやってみても
全然うまくなりませんし
文章を書く練習をいくらやってみても
いつまで経っても自分流で紳士になれませんし
料理の本を横に置いて料理しても
出来上がったものは 別のものになってしまいます
これってね
もともと頭が悪いのに 歳を取ったもんだから
さらに拍車が掛ったわけではなくってね
いや ちょっとは それもあるかもしれませんがね
本質的には
自分のどこかに この歳で上手くいかないって
何となく格好悪いと思っている自分がいて
昔のオレなら こんなこと簡単にやれたんだけどな
この歳じゃ 目も良く見えないし
感どころも鈍くなっちまった
何て思っていましてね
失敗する自分を人に見せようとしないんですね
こういう風になっちまったら
何事も上達しないんですな~
間違おうとも
人から文句を言われようとも
人から怒鳴られようとも
平気な顔をして学習してゆく若い奴らには叶わないわけです
ただね
歳を取った偏屈親父が
若い奴らと張り合える唯一の方法がありましてな
それが
空高く飛んでいる鳥が見下ろすように
自分自身を見下ろす眼を持つことだと思っております
なぁ~に
若い奴らには 真似の出来ない渋い方法ですわ
ざまぁ~みろって奴です