2012年11月26日月曜日

シッパイとオン


人と言うのは不思議なもんで
嫌な思いをしたり 失敗したりしたという事実については
なかなか忘れられないものです

一方
人から受けた恩というのは
すっかり忘れてしまうもんなんですけどね

いやね
ビジネスで確実に一歩一歩 前進し続けている人というのは
よくよく話を聞いてみると これが全く逆なんですね

会話をしていますとね
人から受けた恩の話は楽しそうに話されていますけど
失敗したり嫌な思いをしたことについては
ガハハって笑い話にされちまうんですな

その理由を考えてみますとね

失敗したとか 嫌な思いをしたことそのものより
そこに至ったプロセスが大切だと思っておられる節があるんですね

あの時 あの人の言動には違和感を感じたにも関わらず
会社にはゴーって言ってしまっていたもんだから
まぁ~大丈夫だろうって黙殺したら
案の定 後で酷い目にあったんだ

だから
自分の感性は常に磨ぎ澄ますと同時に
何か違和感を感じたら それを拭い去ることが出来ない限り
ものごとは進めないって決めているんだ なんてね

そうなんです
ひとつの失敗から 必ず何かを学び
次の対応策のひとつに加えておられるんですね

ですから
人から受けた恩というのは もの凄く大切にされるわけです

なぜって
恩を受けたということは 何らかの形で相手の方のプロセスに
割り込んでしまったわけでね ご迷惑をおかけしたという
思いが強いからなんですね

こういう言動は 端から見ていても気持ちいいもんですよね

でもね
マスコミから流れてくる政治や大企業の報道を見ますとね
馬の生き目を抜くような グローバル化が一気に進み
騙される奴が悪い 無防備なお前が悪い なんていうことが
まかり通ってしまうようになりましたからね

人から受けた恩を
あいつはお人好しの馬鹿たれなんだ 使わなきゃ損だ
なんていうことが まかり通りってしまうんですな