2012年10月30日火曜日

社長が社員から評価されるとき


事業再生には どうしても避けて通れないことがあります。
それは 人員整理ですね。

長年一緒にやってきたからとか
これまでの会社への功績を考えてみるとか
まだお子さんが小さいとか

みんなの事情を考慮しようと思うと
いくらでも条件が出てきてしまいます。

しかし 人員整理というのは心を鬼にして
これからの会社に必要な人だけを残す覚悟が
必要だといわれています。

その為にも 人員整理を始める前に
これからどんな会社にしてゆくのか
しっかりとしたデザインをしておかなければ
今後の人員構成の方針といったものは描けないわけですね。

確かに人員整理をしますと
経費の削減は間違いなく出来るのですが
一方で残った社員のモチベーションを
いかに高めてゆくかが大切な課題となります。

その為にも 会社には大きな夢が必要となりますし
経営陣は今後のビジョンについてしっかりと社員に説明し
不安を払拭する必要があります。

そうなんです
人員整理とは社長が社員から評価される
瞬間でもあるという言い方も正しいのです。

思った社員が残ってくれるかどうかは
社長の事業への熱き思いと真面目な仕事への取り組みの姿勢と
論理的な説得力によるのだと思います。

「この会社は不当解雇をしている」とか
「この会社はもう倒産する」とか
「社長は社員に責任を押し付けて会社のお金を取り込んでいる」といった
風評が流れるのも
この人員整理を実施する前後となります。

その時 会社は
お金と社員と世間と戦うことになってしまうのです。
社長は腹をくくって 堂々としていなければなりませんな。