2012年10月29日月曜日
事業の縮小
事業再生を検討する際
赤字事業を整理してゆくことになるわけですが
この時 赤字事業を全て切り捨てるというスタンスは
取らない方が良いようです。
焼き肉屋 居酒屋 カレー屋 パン屋の4店を経営しているとき
焼き肉屋のみが黒字で
後の3店が赤字ならば 焼き肉屋だけを残して
後は整理してしまうという考え方で良いかということですね。
以前 狂牛病の影響で
焼き肉屋さんが経営の危機に追い込まれたということが
ほんの数年前に起こりましたように
いまの時代というのは 将来 何がうまくいって
何がうまくゆかなくなるか なんて予測不能なんですね。
短期的に見て「いまこれがうまくいっているから・・・」という
発想だけで物事を判断してしまうのは
危険度が高いということです。
ではどうするか
中小企業の生き残り策の基本は
事業が何本かあるのなら
黒字部門は大きく伸ばすとして
赤字部門は規模の縮小を検討し
赤字をせめてトントンのレベルまで引き上げることだと思います。
そうやって事業を数本活かしておいて
次のチャンスを狙うわけです。
そういえば いまでこそ 蒸気機関車というのは
全国いろいろなところで走っていますが
昭和の一時期 蒸気機関車が
我々の生活から全く消え去ったことがあるんですね
そのとき
三菱重工業では 市場から消えた蒸気機関車事業部を
三原製作所に 細々と残しておられたんですね
そして
観光目的で蒸気機関車が復活するということになった際
独占的に事業を展開されたと聞いています。
大いに参考になる話だと思いませんか。